畳の部屋は私たちに安らぎを与えてくれますね。畳にはどのような種類があるのかご紹介します。

縁付き畳

最も一般的な畳で、畳の端が「畳縁」で保護されている畳です。この「畳縁」もいろいろな柄や色があるので、部屋の雰囲気に合わせて選ぶ事が可能です。縁が覆われているので丈夫で傷みにくいというメリットがあります。

縁なし畳

畳縁がない畳のことです。こちらは縁付き畳よりも耐久性は低くなり、価格も割高です。しかし、洋風な家が増えてきている現代では部屋の雰囲気に合わせやすく、その点で人気があります。

床の間用の畳

床の間用の畳です。床の間のサイズに合わせて作成されるため割高になっています。

和紙畳

畳表に和紙が使用された畳です。変色等がほとんどないのが特徴です。

化学表

ポリプロピレンを使用した畳です。水や汚れに強くさっと拭き取れます。また、ダニやノミの発生を抑え、変色がほとんどないという利点があります。欠点は熱には弱いことです。

国産畳と中国産の畳

日本で使用されている畳の8割は中国産だと言われています。国産のものに比べ安価で購入できますが、耐久性と風合いは国産のものに比べて劣ります。

フローリング畳

「ユニット畳」とも呼ばれ、フローリングの上にカーペットのように敷いて使う事ができます。畳の部屋が欲しいけれども作れなかった場合に便利です。撤去やメンテナンスも簡単にできます。